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仕訳帳 (複式簿記)

セラーセントラルの決済データから複式簿記の仕訳を自動で生成し、freee会計や MoneyForward クラウド会計に送信できます。日々の経理処理を効率化し、Amazon の売上・手数料・広告費を会計ソフト側で一元管理できます。Amazon Ads の請求データは金額の確認用に表示され、送信の対象にはなりません。

  1. 画面上部の日付範囲で対象期間を絞り込みます(デフォルトは過去3ヶ月)。

  2. データソースが セラーセントラル になっていることを確認します。Amazon Ads は表示のみで、送信はできません。

  3. 送信したい行のチェックボックスを選択します。

  4. 右上の 「送信」 ボタンから、送信先の会計ソフトを選びます。連携していない会計ソフトは選択できません。

    仕訳帳の画面。① 送信したい行のチェックボックスが選択され ② 右上に送信ボタンが表示されている

  5. 確認ダイアログの 「送信」 ボタンをクリックすると送信されます。

アカウント連携 画面の会計ソフト設定で 「自動仕訳送信」 を有効にすると、毎日の定期同期で新しい決済レポートを取得するたびに、その期間の仕訳が自動で送信されます。手動で送信する手間がなくなります。対象はセラーセントラル(決済)の仕訳のみです。

勘定科目の割り当てと自動仕訳送信の切り替えは、ストアの オーナー だけが行えます(メンバー)。

  1. アカウント連携画面で、freee会計 または MoneyForward の 「設定」 から勘定科目を割り当てて保存します。

  2. もう一度 「設定」 を開き、「自動仕訳送信」 を有効にして保存します。勘定科目を保存するまでは有効にできません。

自動送信の結果は 同期履歴 の取得件数(自動仕訳)で確認できます。

送信したデータは、各会計ソフトの以下のメニューから確認できます。修正が必要な場合は会計ソフト側で行ってください。

会計ソフト登録先
freee会計「取引入力 > 収入・支出形式」
MoneyForward クラウド会計「手動で仕訳 > 振替伝票入力画面」

freee会計へは 取引(収入・支出) として登録されます。決済期間ごとに、売上をプラス行・手数料をマイナス行とした 1 件の取引にまとまります。売上は税率ごとに行が分かれます(売上の税率の分け方)。精算額がマイナスの期間は、収入ではなく支出の取引として登録されます。

取引金額は決済期間の精算額と一致し、売掛金(精算額がマイナスの期間は未払金)は freee会計側で計上されます。そのため未決済の取引として登録され、入金明細との消込ができます。売掛金・未払金の勘定科目を設定する必要はありません。

手数料は 販売手数料・FBA出荷手数料・その他収益及び費用をまとめて 1 行で計上されます。まとめ先の勘定科目は アカウント連携 画面の 「手数料」 で選べます(初期値は「支払手数料」)。税区分も、まとめ先の勘定科目に設定されているものが使われます。

MoneyForward クラウド会計への登録内容

Section titled “MoneyForward クラウド会計への登録内容”

MoneyForward クラウド会計へは 振替伝票 として登録されます。手数料は freee会計 と同じく 販売手数料・FBA出荷手数料・その他収益及び費用をまとめて 1 行で計上されます。

freee会計 と違って売掛金・未払金も伝票に含まれるため、こちらは勘定科目の設定が必要です。

仕訳はデータソースごとに、次の元データから作られます。

  • セラーセントラル: 決済レポート 1 本(通常 2 週間の決済期間)ごとに、仕訳が 1 件作られます。会計ソフトに送信できるのはこちらです。
  • Amazon Ads: 広告の請求書 1 枚ごとに、仕訳が 1 件作られます。画面での確認用で、送信はできません。

セラーセントラル「レポート > ペイメント > 過去の決済情報」の決済レポート由来の項目

Section titled “セラーセントラル「レポート > ペイメント > 過去の決済情報」の決済レポート由来の項目”

セラーセントラルの「レポート > ペイメント > 過去の決済情報」からダウンロードできる決済レポートを、次の勘定科目にまとめます。金額は、決済レポートの「概要(PDF)」や「トランザクション(CSV)」と照合できます。

勘定科目借方 / 貸方内容
売掛金 / 未払金借方 / 貸方決済レポートのすべての行の合計(その期間の入金額)。プラスなら借方の売掛金、マイナスなら貸方の未払金
売上(10%)・売上(8%)・売上(税率不明)貸方注文の商品代金・配送料とそれぞれの税、返金。税率ごとに分かれます(売上の税率の分け方)
手数料借方販売手数料・FBA出荷手数料・その他収益及び費用の合計
広告宣伝費借方決済から差し引かれた Amazon 広告の費用

決済レポートのどのフィールド値(transaction-type / amount-type / amount-description)が、どの勘定科目に入るかは次のとおりです。

勘定科目transaction-typeamount-typeamount-description
売上OrderItemPricePrincipal / Tax / Shipping / ShippingTax
売上OrderItemWithheldTax
売上Refund
手数料(販売手数料)OrderItemFeesCommission
手数料(FBA出荷手数料)OrderItemFeesFBAPerUnitFulfillmentFee
広告宣伝費Cost of AdvertisingTransactionTotalAmount
手数料(その他収益及び費用)上のいずれにも当たらないもの

空欄は「その項目を条件に使わない(値を問わずすべて対象)」の意味で、決済レポート上でその欄が空という意味ではありません。

  • 返金: transaction-type が Refund の行は、すべて売上に入ります。商品代金の戻しのほか、販売手数料の戻し・ポイント・値引きの戻しなども含めて、売上から差し引きます。
  • その他収益及び費用: プロモーションの値引き、Amazon ポイント、ギフト包装料、在庫保管料、アカウント月額登録料、FBA の在庫の補填、留保金の増減などです。項目ごとの値は 損益計算書の決済レポート項目との対応 を参照してください。
  • 広告宣伝費: 広告費が決済から差し引かれた期間だけ表示されます。クレジットカード払いなど、決済から差し引かれない広告費は決済レポートに載らないため、表示されません。

売上は、注文ごとに 税額 ÷ 商品代金 から税率を判定し、次の 3 行に分けて計上されます。配送料は商品と税率が違うことがあるため、商品とは別に判定します。

勘定科目内容
売上(10%)標準税率の商品・配送料
売上(8%)軽減税率の商品・配送料
売上(税率不明)税の行が無い注文や、海外向けの注文など、10% にも 8% にも当てはまらないもの

返金も、返金の行の税額から同じように判定し、その税率の売上から差し引きます。税の行が無い返金など、税率を判定できない返金は、売上(税率不明)から差し引きます。その期間に売上(税率不明)の注文が無く返金だけがあると、売上(税率不明)はマイナスになり、借方に表示されます(売上のマイナス)。

売上(8%)・売上(税率不明)は、アカウント連携 画面で勘定科目を割り当てなければ、売上(10%)の勘定科目で計上されます。その場合も行は分かれたまま登録されます。freee会計では、見分けられるよう摘要の末尾に「売上(8%)」「売上(税率不明)」と付きます。

税区分の決まり方は会計ソフトによって違います。

  • freee会計: 売上(8%)の行は、割り当てた勘定科目の税区分が課税売上の 10%(簡易課税の課売上一〜六の 10% を含む)なら、同じ区分の軽減税率 8%(軽)で登録されます(例: 課税売上10% なら課税売上8%(軽)、課売上二10% なら課売上二8%(軽))。freee会計の勘定科目には軽減税率を設定できないためです。対象外や輸出売上など、それ以外の税区分の勘定科目は、その税区分のまま登録されます。売上(10%)・売上(税率不明)の行は、割り当てた勘定科目の税区分で登録されます。
  • MoneyForward クラウド会計: どの行も、割り当てた勘定科目の税区分で登録されます。軽減税率の商品を扱う場合は、税区分を 8%(軽減)にした売上の勘定科目を用意し、売上(8%)に割り当ててください。

売上(税率不明)は、未設定なら売上(10%)の勘定科目の税区分(通常は 10%)で計上されます。海外向けの販売がある場合は、輸出売上などの勘定科目を売上(税率不明)に割り当てるかどうかを、税理士にご相談ください。

プロモーションの値引きと Amazon ポイントは、税率にかかわらず手数料の行に含まれ、手数料の勘定科目の税区分(通常は課対仕入10%)で計上されます。

売上の税率の分け方は、すでに会計ソフトへ送信した仕訳には反映されません。これから送信する仕訳から、税率ごとに分かれて登録されます。

Amazon 広告コンソール「管理 > 請求と支払い > 請求」由来の項目

Section titled “Amazon 広告コンソール「管理 > 請求と支払い > 請求」由来の項目”

Amazon 広告コンソール「管理 > 請求と支払い > 請求」の請求書 1 枚ごとに、次の仕訳が 1 件作られます。日付は請求書の日付です。

勘定科目借方 / 貸方内容
広告宣伝費借方請求額(1 円未満切り捨て)
未払金貸方広告宣伝費と同じ金額